yucky's bon-now

現在TV放送中の「ぜんぶウソ」と、劇団ひとりさんのドキュメンタリータッチのキャラクターコントは同じ気がする、と以前書いたんですが、あれから放送を見ていてちょっと違うなと思ったことについて。

また、思いつきですが興味があればどうぞ。

見せる手法は同じですけど、結論の持って行き方というか終着点が違うように見えたんです。
ひとりさんのキャラクターって、愛くるしいんですよね。変態だけど、純粋でどこか憎めないというか、結局こちらが人情に流されちゃうの。本当に泣きそうになる時があるんですよ。(満田君とか!)
それに対して、「ぜんぶ・・」のキャラクターはそういうところがないです。キャラクターは落ちるとこまで落としているし、それをすごく遠くから見ている感じがする。だから一層居心地が悪くて、笑い飛ばせないところが正直あります。(あれがノンフィクションだと勘違いされて苦情が来る、という話を聞きましたが、納得してしまう)
そういう風に物事を突き放して見る、あるいは俯瞰して見ていることで、結局どんなことを視聴者に投げているのかな、と思ったことがありまして。

それが、先日発売された雑誌「ダヴィンチ」のオードリーのインタビューを読んで少し分かった気がしています。本当にオードリーは「ぜんぶウソ」で「笑い」をお届けしているつもりだったんだ、ってことに。
「太宰は今読むからこそ面白い」と言っていた二人。太宰を「笑える」と言える、オードリーはやはり見た目ほど柔じゃない、ですね。

太宰で泣いた私は、結局「ぜんぶウソ」で全てを笑うことができなかっただけなんだ。って笑。
もはや尊敬の念すら覚えますよ、あの二人の心の有り様には。
でもきっと、そんな笑える太宰の中にあの二人もいるんじゃないかな。それを分かってて笑ってるんだろうな、なんて人情にすがる私は思うのでした。ちゃんちゃん。

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